ゴッドランド／GODLANDの六四二のレビュー・感想・評価

物語を通して作者がキリスト教布教について肯定的には捉えていないのが、冒頭から明らかである。牧師ルーカスが彼の上司にでデンマークからアイスランド行きを命じられるシーンの異様さからそれが感じられる。
このルーカスという男、話が進むにつれてだんだんとその本性が晒されていく。

それにしても美しい映画である。ルーカスが自分の主義を通してわざわざ陸路を旅してくれるおかげでアイスランドのダイナミックで美しい風景を堪能することができる。
唯一無二といえる。