スティーブン・キング原作。
キングファンの私はこれは絶対に観なきゃいけない！って事で走って（気持ちが）観てきました！
あらすじ…
母親を亡くしたばかりの家族…
父親、高校生の娘、幼い妹、
『暗闇の中に何かいる…！』
アメリカでは子供は幼い頃から自立させる為に自室で1人で寝かせます。
きっとアメリカの幼い子供達は寝る前にクローゼットや壁紙のシミやドアの隙間に何かいるんじゃないかと怖い思いをしたのでしょう。
私も子供の時は寝る時怖かったな。
そんな思いが現実となって現れます。
スティーブン・キングファンならお馴染みの『家族の愛』が描かれていました。
いつもキングには家族の哀しみをホラーや不思議な現象に繋げていてそこがとっても好きです！
母親を亡くした喪失感に気づいてやれない大人、子供が心の闇を克服する過程はやはりキングらしくとても胸を打ちます。
ブギーマンの特性上ジャンプスケア系でした。
ビックリしたい人はいいかもしれないけど私はちょっとつまらなかったな。
あと家族以外のキャラが薄くて『宗教おばさん』とか『パスコー』みたいな人がいなくてそこはちょっと不満。
あ、娘の友達は嫌い！でもあの意地悪さはキャリーに通じる！
スティーブン・キングファンなら観ておいてもいいかも。
最後までキングらしい良作でした。
