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トンソン荘事件の記録のxavierのレビュー・感想・評価

トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)
3.0
"絶対に映っていけないもの"とは…
1992年釜山のトンソン荘という旅館でアルバイトの男性が恋人を部屋に連れ込んで殺害すると同時に、その一部始終を隠しカメラで撮影していた。逮捕された男性は心神耗弱による無罪を主張するが無期懲役の判決を受け、仮釈放の1年前に自殺する。検察庁は犯人が残したビデオを残虐すぎるという理由で封印するが、映像には検事たちの興味をひくあるものが映っていた…
ストーリーはこんな感じ。
作品の感じとしては"女神の継承"みたいなフェイクドキュメンタリー。

作品の前半はトンソン荘で起きた事件に関連しているであろう、長男による家族惨殺事件を追うことが話の中心となっているので、怖さも抑えめで眠気が襲ってくるほどつまらない。
しかし、その過程で女性記者に"何か"
が取り憑いた所から面白くなってくる
その"何か"を祓うために祈祷師が呼ばれるんだけど、何故か右手にニワトリを持ってるんだよね。多分"何か"を察知するためなんだろうけど、ニワトリの尋常な怯え具合が怖い!そして殺されるんだよね、ニワトリが…
動物好きには耐えられないシーンかも
後半では猫も殺されます…

作品の後半は面白かったな。
ラストに向けて畳み込んでいく展開が
ホラー耐性の低い人には、怖い映像だとも思えるしね…
でもホラー好きには物足りないだろうなぁ…
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