トムトム

バイオハザード:デスアイランドのトムトムのレビュー・感想・評価

2.5
何本観たかがいまいちハッキリしないCGアニメシリーズ最新作です。
ゲームは完全に未プレイなので門外漢の感想です。

進歩著しい3DCGアニメですがリアルタッチとはいえ今作のクオリティは高いとは思いませんでした。
序盤は良かったのですがクオリティのばらつきがある様に思いました。

もうこのまま進化していったら実写とアニメというジャンル分け自体が無意味になってきそうです。
すでに「アバター」なんてアニメと言っても良いと思いますしね。

そうなってくると重要なのは脚本、演技、演出、アクションの振り付けになると思います。

そういう意味では今作はイマイチでした。

特に最も無茶ができるはずのアクションが物凄くモッサリしていました。

原作ゲームのテイストがよくわからないのですが、あえてB級ジャンルムービーを狙っているのかガチでやってただダサいのか判別できませんでした。

ガチでやってダサB級テイストが出てしまっている気はしますが……

久しぶりに充電を待って「カモ〜ン、カモン」とか怪物を誘き寄せるのに「コッチだクソ野郎!」みたいなシーンを見ました。

噛まれたらアウトの状況でどエロいカッコでウロウロするジルさんはじめポリコレ重視のハリウッドでは作れないタイプのゾンビ映画として楽しめました。

今だったら味方の5人の中に黒人とアジア人とヒスパニック系が入っていないと作れないでしょうね。

ゲームをプレイしてないのでラストバトルの全員揃い踏みのシーンにカタルシスを感じれなかったのが僕の最大の敗因だったと思います。
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