このレビューはネタバレを含みます
【総括】
•犬がやけに多いけど犬は死にません
•全体的にアメリカの気持ちのいい夢ってかんじ
アメリカにとって都合の悪いところや批判点は全然描写されない
アジア人は一人出てきたけど初手で死んでいい感じの役はほぼ全員白人
•これ見た方は中村哲さんの著書か「荒野に希望の灯をともす」をぜひ観てほしい
【メモ書き】
•一年前だったら全く別の感想になっていたと思う
銃撃戦もただのエンタメとして見れたし、アメリカVSタリバン≒中東の政権も、ほぼ白人VSアラブ人みたいな構図も気にならず、最後の白人が空からタリバンを一方的に一掃する場面もスカッと気持ちよく見れたと思う(あそこLORの強すぎ幽霊軍団思い出した)
でももう今は無理。グロテスクすぎる。
アフガニスタンはもちろん、イスラエルに加担するハリウッド含むアメリカとまさに今虐殺されているパレスチナ人のこと考えたらとてもじゃないけどノレない
アメリカは散々引っ掻き回すだけ引っ掻き回して撤退して、今アフガニスタンはタリバン政権に支配されている
•直球のアメリカ批判は感じ取れないながらも、アメリカ万歳!アメリカ最高フゥ〜!みたいなオチだったらどうしようと思ったけどさすがにそこまでではなかった
ガイリッチーもさすがになにか思うところあるのかな、今のハリウッドじゃこれが限界?
•「アメリカは現地人を見捨てなかったと記憶を書き換えたいのかも」って意見見てなるほどな〜と思った
https://x.com/teruyukiokamot1/status/1760143986466189418?s=46&t=VS2MXsVgEQcVBzAuHet1lg
•犬が多くて良い アフガンハウンドが本場にいるの良かった
•全体的に無骨な映画だけど、「了解」と頭から血を流すところにはガイリッチーを感じた
•最後のアメリカ軍人と通訳?の多くの写真がすごく切なかった
•思ったより再会〜助かるまでが短かった
ハラハラ緊迫感あるシーンが苦手だからここは良い点
中盤〜後半のテンポは良かった