こっふん

コヴェナント/約束の救出のこっふんのネタバレレビュー・内容・結末

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

2024年 52本目

アフガニスタンに派遣されたジョンたち米軍兵士。
ジョンの通訳に選ばれたアーメッドは、タリバンに家族を殺された過去を持ち、現地の裏世界に通じている。罠を見抜くなど、勘の鋭い男でもある。
爆弾製造所を突き止めた米軍であったが、タリバンと激しい銃撃戦に。ジョンとアーメッド2人を除いて軍は全滅。
2人はタリバンの追っ手から逃れ続けるが、家屋に身を潜めていたところを見つかりジョンは負傷する。
アーメッドは追っ手から身を隠しながら、負傷したジョンを基地まで運び、命を救った。
意識を取り戻したジョンは、アーメッドに命を救われ、彼がまだアフガニスタンでタリバンに追われ続けていることを知り、単身救出へ向かう。
タリバンの襲撃に遭いながらも、現地の民間軍事会社の手も借り、無事アーメッドとその家族を救い出し、アメリカへ帰還した。

・銃撃戦はめちゃくちゃ迫力があって、戦場の緊迫感がひしひしと感じられる。
・山中で追っ手を振り切った時のギレンホールの表情。仲間を失った悲しみ、苦しみ、タリバンへの怒りとか色んな感情が混じった複雑な心境を上手く表現するなと思った。今作でもやはりギレンホールの演技には圧倒される。
・アーメッドが救出されたのはごく稀なケースで、実際には何百、もしくはそれ以上の通訳が命を落としているんだろうなと思った。2人の絆に感動させられながらも、改めて世界にはこういう現実があるということを突きつけられた気がする。
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