マクガフィン

コヴェナント/約束の救出のマクガフィンのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
3.5
アフガニスタンでの任務以上に過酷な、敵地から脱出する100kmの道のり。アメリカ人の曹長と現地通訳者のバディ者になり、通訳者の機転を利かせた紙一重の対応に緊張感が続く。築いた絆と重層的な救出がアツ過ぎる。

作品の大半をアフガニスタンでの戦争の過酷さを描く。それがアフガニスタンから撤退したバイデン政権の失敗にコミットさせ、取り残された人達や戦後処理の課題への痛烈な皮肉となり、考え深い。