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コヴェナント/約束の救出のseapointのレビュー・感想・評価

コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)
3.0
G.リッチーとJ.ギレンホールなら観に行くっしょ。ちょっと期待する。
テロから撤退まで、アメリカの兵の数はとんでもなく膨らんだな。アメリカ自国であんなことされたら黙っちゃいない。アメリカ人は自国愛が強い。ちょっと羨ましい。で、アーメッドのような現地では通訳兼アメリカ側の存在は1人2人ではなかったはず。アルカイダの考え方に同意できない者はたくさんいたはず。USのVISAの保証なしに大変ヤバい状況に陥る。普通なら上官といえど見捨てる選択もある。それが何ということでしょう。自分の命を代償にするくらいの行程だ。なにせキンリーは重症で動けないのだから移動だってホント大変。ないよ、ホントないよ。

そしてラウンド2。2人の懸賞金が高騰。もう狩りである。地元の輩は一攫千金。誰も信じられない。結論を言ってしまえばダムのシーンはもちろんハラハラ・ドキドキだが、そこはパーカーの指揮でやってくれるわ。ナイスゥ。ツボを押さえてる。
アーメッドのようにアメリカに亡命できたのはどの程度いるのだろう。今なお、現地で怯えて暮らしているのも多いとこの映画で語る。そうだろう。そして彼のような行動。同じ釜の飯を食った仲間?戦場での絆?いやいや互いの尊い人格だ。これは映画とはいえ、こういうことがあったと思う。リッチーの軽快な演出はテンポ良く、やはり劇場で観て良かった。
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