このレビューはネタバレを含みます
029/2024
タリバンに会ったりバーン!💥
…失礼。
9◦11同時多発テロの報復としてアフガニスタンに侵攻したアメリカには大義があるとは思わないが それとこれとは別だぜ ちきしょうタリバンの野郎!
な映画。
ガイ◦リッチーにしては珍しく社会派だなーと思ってたが娯楽性は高く男の友情ものとしてだけでも十分楽しめた。
ん?これ実話なのか?
戦場のヒリヒリとした緊張感が肌に痛く、殺伐とした空気が全編に漂ってましたね。
予告見た感じだと序盤で友情が築かれて…からの救出がメインの「ランボー」映画かと思ってましたが割合は前半の方が長かった印象。
序盤つかみのシーン
小隊メンバーの軍曹たちの名前テロップの尺が短くてわちゃわちゃしてた。
あれ いらなくない?
まぁ「スナッチ」のパロディと思えばいいかw
敵の目をかい潜りキンリー(ジェイク◦ギレンホール)を命からがら運ぶアーメッド(ダール◦サリム)。まるで「ロード◦オブ◦ザ◦リング 王の帰還」のサムワイズ◦ギャムジーぢゃないか!男泣き度MAXだぜ!
ぬおおお!
記憶をまさぐるような逆さになった主観の回想のシーンは苦悩するキンリーの煩悶が現れててとても良かった。
そしてお約束のお役所たらい回しによる遅々として進まない手続きに否が応にも焦燥感は募ります。
「この辺は犬が多いな」
2人の再会のシーンが粋でとてもかっこいい。
アーメッドの「残念だな ここが気に入ってたのに」のセリフは祖国を離れたくないのにという本音が少しは入ってるのかなと思いました。
意外とのんびり(?)車の整備とかやっちゃってて
隠れてなくていいの?とハラハラしたけど逆にリアルなのかなーと思ったり。
後半アフガン民間警備会社の打ち合わせ。
えー3日待ってチームで行こうよーw
と思ったのは私だけじゃないはず。
そこはドラマだよねぇ。
ラストのシーンは「エイリアン2」の「ビショップのバカー!」を思い出した。
そこでやられるわけないのは分かってるんだけど まーひっぱるひっぱるw
そしてパーカー なんてナイスガイなんだ!
いいとこ全部持ってっちゃったよw
でも今回の本当の悪役はタリバンじゃなくてビザの約束を反故にしたアメリカの方だよなー。
大佐の役で“シックボーイ”ジョニー◦リー◦ミラー出てて嬉しかったりする。
以下 雑談
公開長いだろうと油断していたら
意外ともうやってる劇場が少なくて焦った。
んで53席の小っちゃいスクリーンで鑑賞。
となりの席のおっさん
お菓子の袋シャカシャカさせるわ、聞こえよがしにため息は連発するわ、貧乏ゆすりはするわで集中力20%くらい削がれた。
我が手にライフルがあったなら発砲…までは行かないまでも銃座で額のここのところをガツーンとやりたい衝動に駆られたが…
イカンイカン まず隣人を許すことが世界平和への一歩なのだと自分を納得させることにする。