歌舞伎の『勧進帳』を黒澤明が映画化。
狂言回しとして、歌舞伎には存在しなかったエノケン演じる強力(ゴウリキ)が登場。
演技は大仰で、まさに歌舞伎を観ているようだった。何を言っているのか聞き取り辛…
歌舞伎のパロディ、ミュージカル、コメディと様々要素を詰め込んでいるが、あまり方向性が行ったり来たりせず、一つの作品としてまとまりを保っているのは黒澤の為せる業のような気がする。
エノケンはやっぱこ…
3月に入ったからかU-NEXTに新しい映画がたくさん追加されてて(イェーイ!)黒澤明の映画もぽこぽこまた入ってきてたから「まさか…字幕が付いたか!?」と期待して覗いてみたら残念ながら字幕はついてなか…
>>続きを読むエノケンさんって名前だけは聞いたことがあるんですが初めて観ました。まるで日本版「イーリアス」みたいな凄いお話なのに、あんまり映画化されてないんですね。分かっていてもエキサイティングでお目当てシーンが…
>>続きを読むたぶん短編映画の中で一番好き
たったの60分で凄まじい重厚感と多幸感
生きるか死ぬかの瀬戸際を闊達に渡り歩く一行が観る者の心までを踊らせる
弁慶と義経、立ちはだかる関守、張り詰めた空気の中で行き交う…
「顔が重要かも」
剛力の顔芸と、弁慶の重厚な芝居に目が行きがちだけど、あまり見せ場のない義経の顔も結構重要かも〜!!
義経はずっと顔を伏せたまんまで、セリフもほとんどないけど、後半でちょっとだけ…
このレビューはネタバレを含みます
能と歌舞伎の要素がかなり詰まってました。
詰まりすぎて何言ってるか分からない所も多々あったけど時代劇としては面白かったです。
戦時中、戦後に作られたとは思えない作品でした。
榎本健一の細かい所作とラ…
このレビューはネタバレを含みます
面白い映画、洒落た映画には今まで数多く出会ってきたが、粋な映画には初めて出会ったように思う。言うなれば、ちょっと寄った小料理屋で絶品の小鉢に出会ったようなそんな粋な小品、、戦時中からこれほどに面白い…
>>続きを読むU-Nextで鑑賞。何が良いのかさっぱりわかりませんでした。エノケンが他の俳優と違う演技をしていました。これはエノケンのキャラなのか、黒澤監督の演出なのかわかりません。顔の演技がいちいちクローズアッ…
>>続きを読むまず戦時中にこれを作っていることがすごい…
こういうちょっとした話でも黒澤明の間の取り方の上手さが現れていて、クスッと笑える箇所があった。
エノケンってよく名前聞くけど実際に見たのは初めてかも。
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