アサイラムにしてはかなり真面目な映画だな。CGは確かに安っぽいけど、「トランスモーファー」の頃から比べたらかなりよくなってるし、技術もそうだけど「シャークネード」シリーズの成功とかで予算かけられるようになってきた？？
とはいえハイブリッド(＝ムーンシャーク、でいいのよね？)と人間との戦いは遠回しでは見せられなくて、何かに向かってモリを付く人間と何かからよけるハイブリッドのカットが交互に映されるのはアサイラムっぽいなぁ。操縦室の後ろのドアもカットによって開いてたり閉じたり...とアサイラムらしさは保ってくれてちゃんと突っ込みどころも満載なのがいい。アサイラム映画にはそれを求めてる。
内容は『DUNE/デューン 砂の惑星』のモックバスターに話題のサメをくっつけた感じ。お馬鹿なキャラは早々にさようならするけど、船長のニコールとアクーラはなかなかカッコよかったし、ちょっと泣かせる展開も掴まれちゃった。不意打ちかな、なんて。B級映画として楽しめたのでかなり元取った感じ。
