ヒロ吉

ブラインド・ウォー 盲目の戦士のヒロ吉のレビュー・感想・評価

3.7
DVDにて字幕鑑賞。

あらすじは大物犯罪者を狙った裁判所襲撃事件が発生し、護送担当に当たっていた特殊部隊隊長ドン・グーは対処に当たる。
何とか犯人達を倒しながら、主犯格の1人シーナを逮捕出来たものの、ドンは爆発に巻き込まれて視力を失ってしまう。
躁状態となるが、娘の献身的な支えもあり、徐々に自分を取り戻す。
しかし、娘がバイオリンコンサートに参加中、人身売買組織に拉致されてしまい…というもの。

”この瞬間からあなたの呼吸はすべて私からの贈り物だ“

盲目の特殊部隊隊長VS組織とドンに復讐を誓った女殺し屋VS人身売買組織
任務中に視力を失い、娘を人身売買組織に囚われた特殊部隊隊長が女殺し屋とバディーを組む盲人版『96時間』

OPから爆発や血飛沫はCGやけど、ドン・グー役のアンディ・オンの個人技が光りつつ、人はいっぱい死ぬ景気の良い銃撃戦!

聴覚が生まれつき良い、鋭いってだけで特に何かをする事なく万時解決!!
トレーニングシーンもちょびっとあるけど、この強引さ🤣

夫を裁判所襲撃時に亡くして憎く思っている主犯格の1人の女殺し屋シーナとバディーを組むというどこか気の抜けない緊張感も新鮮で良い。

女殺し屋シーナに殺された婦警さんに好意を抱いている刑事はシリアスな作風に合わないコメディーリリーフ的存在
いつもひっどい目に遭ってるし🤣
あとアフロヘアーの武器商人🤣
ここら辺は変テコ。
ドラマ部分もいかにも中国映画っぽく感情が分かりやすい🤣

ラスト屋敷でのアクションは『ジョン・ウィック』を彷彿とさせているし、身体が一回り大きい金剛との中ボス戦のタイマンはなかなか良かった!
シーナもまぁまぁ身体動けていて良かった。

アクションパートをもっと増やして欲しかったので、奪還追走劇としては及第点。
緊迫感もいまいち感じられなかった。
ラストもやっぱりね…なラスボスとはタイマンで終わらして欲しかったけど、カット割も多い部分はあるけど、要所でワンカット長めの構成されており、アクションは全体的に好み!丁度良い。
CGを排除してくれていたらとても良かった!

エンドロールは撮影風景が入っていて和んだ☺️
ヒロ吉

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