鰹よろし

ブラインド・ウォー 盲目の戦士の鰹よろしのレビュー・感想・評価

3.0
 とある組織の首領マックイーンの裁判にて起きた殺し屋夫婦を主犯とする襲撃を制圧するに当たり部下ほぼ全員と自らの視力を犠牲に夫の方を仕留めたドンはなんやかんやあってだいたいデアデビルに。(ってかこの事件で隊長だけ責められすぎだろ(-_-;))

 バイオリン娘ヤーティと2人(+α)順風満帆な生活を送れるまでに回復するのだが、ヤーティがマヌラでのコンクールの最中突如何者かに誘拐されてしまう。かつての襲撃事件と関連があるようで、また時を同じくして殺し屋の妻の方がマヌラで野放しになったとか...

 目が見えていたらあり得なかった、見えないからこそあり得た邂逅と共闘。見えないを起点に始まり見えないからこそ連なっていくストーリーやアクションは中々に見応えがある。

 それになにより、主人公の視覚(死角)を補おうとシーナの動向に目が行くようになっていて、そのシーナ演じるヤン・シンがとてもとても魅力的でそそられるのよ、素晴らしい!!

 ただやっぱりね...、点というかポイントでの盲目の戦士の演出は光るけど、連続性が求められるところはまぁ見えてるよねっていう(笑)


「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」(1997)...「デアデビル」(2003)...「名探偵コナン 漆黒の追跡者」(2009)...「ザ・ウォーカー」(2010)...
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