2024年のベスト1になる事を確信してます
人生のオールタイムベストに入りました
映画としてのクオリティとかテーマ性の興味深さとか映画を評価する基準はいくらでもあると思うけどやっぱり自分が大切にしたいなと思う事を改めて美しい映像に乗せて届けられた時一番涙腺にきます
上映開始してほんの数分でウルウルしてたし中盤以降はずっと泣いていたんじゃないか
人生はトラブルの連続で色々挫折したり諦めなきゃいけない事があったりするけどその中で人生を豊かにしてくれるのはやっぱり人との出会いと繋がりです
根本的な事ではあるけど僕達がたまに忘れかけてしまう事です
PMSの女性とパニック障害の男性が同じ会社で働き一つのプロジェクトに取り組む話の中で人の温かみを存分に味わらせてくれます
三宅監督の上手さはケイコ目を澄ませてを見た人ならみんな分かると思うけど本当に抜群なセンスを持ってらっしゃる監督だなと本当に思います
ワンショットワンショットの美しさに舌鼓を打ち、演者同士の自然なコミュニケーションに頬を緩ませ、魅せ方と構成で心を刺されます
カット割も編集も完璧ですし、終盤に人々があるものを見てるシーンがあるんですが見る対象が映るのは一度だけでそれ以外はずっと人の表情を写し続けるのがちょっと度肝抜かれましたね
その一度で鳥肌のすべてが立ちました
あとやっぱ松村北斗さんはすごすぎる
俳優みんなが一番やりたい演技が地についちゃってるもの
神経質そうな表情がすごくマッチしていました
松村さんがヤバすぎる魅力を発してるので特筆したけど他の演者さんも全員が完璧だったと思います
エキストラの方々も非常に効果的に使っていて自分もエキストラでいいから三宅監督の作品に出たいと思った
いやー邦画勢いがすごいわ…
