とにかく優しい映画でした。
上白石さん、松村さんのW主演のお二人の演技が素晴らしくドキュメンタリーを観てるかのようなリアルさがありました。
上白石さんの序盤のシーンはかなり見ていて辛いものがありましたが、そこからはとにかく優しさしか感じなかったです。
松村さんとの出会い、各々の病気との葛藤。
お互い抱えているものは多く、初対面こそ最悪だったけどお互いに何かできることはないかとお互いの病気について知ろうとするお二人の関係性が素晴らしかったです。
1つ1つのシーンがとても丁寧に描かれていてパニック障害とは何かなど知ろうと思えるきっかけになりました。
特に印象的だったのは終盤の渋川さんの涙ですね。
松村さんの変わろうとしている姿にグッとくるものがありました。
一期一会という言葉がとても似合う素敵な映画でした!