朝ドラコンビですか。
個人的にはかなりタイムリーに有難い一本。
なんだか心が少し軽くなりました。
夜が来れば、必ず朝がやって来るように、生き辛い日常も、ずっと続くわけじゃない。
きっとそうに違いない。
そう信じたくなる力があります。
「助け合い」の力を改めて気づかせてくれます。
人に施すことで自分も少しだけ前進できる。そんな素敵なことがあっていいのでしょうか。
世界中でずーっとしんどい事件や災いが本当に絶えなく続いていますか。
それはとても苦しくて辛いことだけど、なかなかどうして、片付かない。
けど人間には本来、善良な心をも兼ね備えているはずだよと。
隣人への慈しみの心を持つだけで、見える景色が180度変わることだってあるんだと。
そういうのを信じてみたくなったのです。
朝日が昇れば、必ず朝がやってくる。夜がやってくると、必ず夜空に星々が浮かびます。
夜が来なければ人々は無数に広がる星の輝きに気づけなかったと言います。
辛くても、苦しくても、それでも少しでもいいから一歩ずつ、世界はたしかに、いい方へ進んでいる。
まずはそれを信じてみることからはじめてみたいです。
監督がケリー・ライカート師事なのは超が付く納得。