星=動かないもの、確固たるもの。
過去から光を届けてくれるもの。
移動プラネタリウムのナレーションも、過去に残してくれていたカセットの音声からヒントを得た。
自分のことなのに、自分の体や心のことなのに、どうにもならない。イライラして言いたくないことを言ってしまう。ままならない、ということは、どういう気持ちなんだろう。
どれだけの不安で、どれだけイライラして……。
まさに「生きるのがつらい、でも死にたくない」って気持ちなんだろうな。
男女の友情というか、助け合いの形がいちばん理想的な形で描かれていて、とても好感が持てた。
恋愛描写に逃げない感じが潔いし、これくらい清潔でサッパリした淡白な話が好き。