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夜明けのすべてのRのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.5
優しさや思いやり、信頼を感じさせる横並びより寧ろ対話や対立としての向き合う位置関係にこそ感情を動かされる。フリスビーは上手く投げられないけれど、不安定な動きが、その失敗が、上手くいかないことが、どうにも美しく良いことだと思えた。キャッチボールにしたって乱れるわけで。レクリエーションでの卓球もあったな。横並びでいえば放送部の中学生の佇まいが超良かった。2人を主役に映画1本撮ってほしいくらい。事務所とその奥にある目線より少し高い所に位置するガラス張りの休憩室との位置関係が秀逸
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