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夜明けのすべてのoのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.6
職場の同僚である男女がそれぞれの持病をきっかけに助け合う関係になる話。

2人だけでなく他のキャラクターも過去の傷や弱さゆえの想像力があって優しい。

症状として現れる攻撃性が周囲の他人から許される限度を超えない。2人は若く美しくて周囲や観客から支援や心配を受けやすい。想像力が届かないまま攻撃だけの関係に終わることがない。想像力を持たないモンスターのようなキャラクターがいない。
この映画の中の出来事は現実には滅多になさそうだけど、だからといって嘘臭くはなくて社会のどこかにはありえるのかも知れないとなぜか感じられる。

夜明け前が一番暗い。
星の話がとても良かった。
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