日本には三宅彰監督がいてるやん❗️
イヤ〜ホンマにエエ映画に出会ったな〜🥰
PMS(月経前症候群)で悩む藤沢美沙とパニック障害の山添と周りの人たちの平凡な日常を描いただけやのに何でこんなに心に沁み入って自然と熱い想いが込み上げてくるんやろ💓
いつにも増して風景、景色がホンマに優しさに満ちて美しい〜🌃
街の空、夕焼け、夜の窓に灯る街の明かり、線路沿いの道、都会の隙間の緑に囲まれた休日の小さな公園・・・
トンネル越しに見える紅葉と自転車に乗る女子高生の後ろ姿・・・・🍁
全てが登場人物に代わって語りかけて来る様や・・・
コレこそ｢情景｣と言ってエエと思う🌲
美沙や山添、そして出てくる人達が、みんな人として個性があって決してステレオタイプや無いねんな〜👨👱
栗田金属の社長も山添の前のコンサル会社の上司の辻本も身内を突然亡くして癒えない傷を抱えてる。
お互いグリーフケアで知り合い辻本は栗田さんなら山添を任せられると思ったんやろや〜😘
だから、山添が、このまま栗田金属で働きたいと言った時の自然な涙になったんやネ🥲
そして栗田工業の人たち・・・
特にオバチャンがエエねんな〜🧒
みんなの事を好きで気遣ってるのがよくわかる、
山添が鯛焼きを差し入れした時の驚きと共に嬉しくてたまらない顔が忘れられへん・・・
きっとお茶を淹れながら涙ぐんでたに違いない🥹
授業の一環でインタビューする中学生のハーフの男の子と女の子のカップルの微笑ましい関係もエエねんな🚸
会社の従業員のオッチャンに｢栗田金属のイイところはどこですか？｣てインタビューして、
｢イイところか？・・・駅から、もっと近いとイイんだけどな〜｣とか照れながらオッチャンが答えるんは笑ってしまった😁
山添くんもチャント答えてたもんな〜
山添は美沙に｢3回に1回なら助けられると思う｣と言う。
一人では辛くても、お互いを助け合う事で自分も楽になる事に気づいたんやな😊
山添が美沙から貰った自転車で風を受けながら街を駆け抜ける姿は美沙の助けもあって暗闇にいた自分の心の殻を打ち破って夜明けに触れて自由を手に入れた象徴やろ🚲
夜空の星の様に一つ一つはそれぞれ輝いているけど、それが組み合わさって星座になって、そして昔の人にはそれが道標となった🌟
栗田金属の社長の弟も今、ココで輝いている💫
誰しも一人では生きられないし誰かに助けられてる、そして自分も人を助ける事で自身も救われる🥰
エンドクレジットは、まるで登場人物の日常がこれからも、ずっと続いていく様やった😊
生きていく為のシンプルなヒントと答えが、いっぱい詰まったムッチャ素敵な映画やったし、多くの人に見て欲しい傑作や思う🥳
