ゆゆゆ

夜明けのすべてのゆゆゆのネタバレレビュー・内容・結末

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

瀬尾まいこさんの原作を読んでから観ると、残して欲しかったシーンが変わってしまっているのが気になってしまいの3.5。
これは"映画版"として捉えるのが良いと思う。

主に山添くんの状態、取り巻く状況に関わる部分でそう感じることが多かった。
病状にまつわるアレコレの段階に少し違和感というか…
現在進行形で彼女が登場しているのも、元会社の上司に戻りたいと頻繁に電話をするシーンもまだ初期段階かのような印象を受ける。
なにより自転車は自力で手に入れて欲しかった。
そして工場見学会の企画がプラネタリウム会になっているのも。
お母さんの件は…いるかなぁ?

映画は文章ではないから動きが求められるのかもしれないけれど…
このお話の繊細さが少し失われているように感じた。

しかしながら脇を固める光石さん、KEEくん、りょうさん、久保田磨希さん…好きな役者さんが贅沢なまでに散りばめられていて、それはそれで嬉しい。
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