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夜明けのすべてのsnufのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.2
とても優しい映画だった。
それは甘ったるい優しさとは違って
そっと隣にいてくれるようなそんな存在の映画だった。
最近ブレンディみかこ著の「他者の靴を履く」という本を読み始めていて
その中に「エンパシー」ってワードが出てきた。
その本によると「エンパシー」は「他者の感情や経験などを理解する能力」という意味らしい。
この映画はエンパシーの映画なんかじゃないかと思った。
主人公の2人はお互いの第一印象は良くなかったが
相手を知ろうとすることで関係自体が変化していく。
なんか恋愛に落としこまない関係が逆に希望を感じた。
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