らうら

夜明けのすべてのらうらのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
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じんわり、じんわり。
夜明け前がいちばん暗いけど
挫けてしまいそうだけど
朝が来るのはあともう少し。

お星様はじっと動かずに変わらぬ存在でいてくれるんだから少なくとも今の私たちが生きてる間は。
いつかは変わるんだろうけどね。
私が動けば見えるものも移り変わって行くのだろうな。

医療や科学が発達していろんなものに名前が付けられるようになってきた。
私も自分のことなのに自分でコントロールしきれず生活し辛くなって病院へ行った事がある。そこでその症状の名前がわかり少しは気が楽になったけれど、完治するものでもなくて付き合っていくしかなかった。
その名前を免罪符に言い訳したくなる時もある。努力とかの問題だけではないから。だけど言い訳したって仕方がない、この社会の中で生きて行くには上手く工夫していくしかない。
この映画はそこを笑いに変えてくれてたから幾分か救われた。ありがとう。
らうら

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