ものすごく人間を観察しているんだろうな。
役者さんの名前よりも、藤沢さんと山添くんの方がしっくりくる。
とても優しい物語。
西川朝子さんがチーフプロデューサーを務めていたので、間違いないと思ってましたが、
予想以上によかったのです。
ふたりの距離感。緊張と緩和が生み出す笑いと涙。気づけば飲み物も飲まずにエンドロールでした。
自身の体験につながる部分の解像度の高さ。
周りの人達が、モブではなくて人生が垣間見れるような存在感。
とても丁寧で誠実な感じが全編にわたっており、
暖かい光に包まれるような映画でした。
原作も読んでみます。
パンフも円盤も買おう。
