OSHO

夜明けのすべてのOSHOのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
3.7
静かで、ゆっくりとした映画。

PMSの女(上白石萌音)
パニック障害の男(松村北斗)
2人を中心とした物語。

PMSもパニック障害も私はあまり知識はないけど、たぶん、かなりしっかり描いているのだろうな…と思った。
この映画の魅力は、同僚の若い男女が仲良くなるのに、恋に発展しないところだと思った。
ドラマ的ではないかもだけど、現実の職場でも若い男女が恋人にならない方が圧倒的にリアルだし…

あと、2人の働いていた中小企業は、本当に良い会社だな…と思った。こんな会社で働きたい。
良い会社になった理由、エリート風の松村北斗がこの会社で働くようになった理由が中盤で証されるけど、この話しも良かった。

音楽は間延びすぎかな。
ゆっくりすぎるテンポの曲。途中から一つ一つのフレーズで少しずつ変えているのはわかったけど、
音楽は正直、失敗かなと思った。

松村北斗目当てなのか、観客の8割以上、9割近くが女性、それもほぼ全員、会社員風だったのは驚いた。
日本橋の夜の上映ってこうなの?
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