夜明けのすべてのミシガンの女のネタバレレビュー・内容・結末

とてもゆっくりと時間が流れていくような映画だった。
明確な起承転結はなく、映像もどこかフィルムカメラを思わせるような優しい雰囲気。

山添くんの成長物語と言ってしまってもいいかもしれないけど、それ以上に人の温かさを感じる映画だった。

個人的には、山添くんがだんだん自転車に乗れるようになり、人に興味を持つようになったところがグッときた。
移動式プラネタリウムの、「夜についてのメモ」の内容が私の心に刺さった。

日常の中のささやかな人の変化、成長を感じた。