けいすぃー

夜明けのすべてのけいすぃーのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.3
最初はポリコレ系大衆映画かと思って油断したが、文学的ドキュメンタリーだった。

PMSやパニック障がい、その他の問題を抱える人を理解するためにも意味のある映画だし、作品そのものも十分なクオリティだった。

さりげないショット内の要素や言葉、カットの繋ぎで繊細な表現をしていたのは、監督の手腕を感じた。
宇宙との対比構造も上手く機能していて、まとまりがある構成だった。

「夜がなければ外の世界に気付けなかった」
この言葉は非常に重みがあり、なんとも救いがある。

音楽はバリエーション欲しかった。
けいすぃー

けいすぃー