このレビューはネタバレを含みます
友達とレイトショーにて。
前の職場に戻れるよう動いてくれていた先輩の言葉は本物かどうか。私にとってはそれがこの映画の最も大切なことに思えた。
だから、その先輩が涙を流したことに、ああ本物だったんだ、と少し安堵した。
それぞれに恐怖や苛立ちのどん底に落ちても、緩やかに穏やかに日常は巡る、ように見える。
そういうこの映画の空気感は、辛いことがあっても苦しくても地球は関係なく自転と公転を繰り返し、朝や夜が巡ってくることと、重なって見えたね。
すごく好きな雰囲気だった。
8/5