映画としての完成度が高い。過不足ない映像のつながりになっていて本当に心地よい。全然いやらしいところがない。中学生がドキュメンタリー撮ってるとか、プラネタリウムが物語のクライマックスになっていくとか、少し以前の作品の要素も感じられてうれしい。プラネタリウムの原稿は昔書かれたものを書き起こして(ナレーションでつながる)それを元に作り直すというところ、面白い設定を考えたものだと思った。
肝心の物語は、正直パニック障害でもない、PMSもそんなにない私には本当のところはわからなかったかもしれない。どちらかというと職場に藤沢さんみたいな人いたらめちゃ嫌かもなと思ったので山添くん側から見てたかも。途中で山添くんが藤沢さんを助けるところは本当にうれしくなった。全体的に心から自然に湧き出てくるような感情で癒された。
光石研さんが社長でお菓子買っていくとお茶淹れてくれる会社なら私も働きたい…
