たゆた

夜明けのすべてのたゆたのレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
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すごく良かった。
映画全体が優しさで溢れていて、たくさん泣いてしまった。
人間誰しも形も大きさも違えど、弱さを抱えてると思う。自分の弱さを死にたくなるほど憎むこともある。だけど、弱さは克服できるものではなく、共生していくものなんだろう。常に弱さを抱えて生きていくしかない。
だからこそ、人に優しくありたい。相手の弱さにできるだけ寄り添ってあげたい。そして、そんな社会であってほしい。

映像も音楽もセリフも演技も、全てが優しさで溢れていて、その心地よさに、温かさに何度も泣いた。この社会にもっとこんな優しさが溢れますように。
たゆた

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