夜明け前が一番暗い
どうしても見たくて滑り込みしてきた。
男女とか関係なくお互いが抱える病気や症状について、少しでも理解しようとする優しさや周りの人の温かさにじんわりと涙が出そうになった。
わたしも病気を抱える身として、自分の知識だけで辛さを比較してはならないし、理解している気持ちにはなっていけないと改めて思った。
藤沢の「お大事にね」じゃなくて「またね」とか、お菓子を毎回買ってくるとか、歩きながらみかんたべたり、ポテチの最後全部食べたり、お守りたくさん買っちゃったり、そういう人柄も相まって、全部好きだった。
寝たら朝は来るし、働いていたら夜は来る、ご飯を食べないとお腹は空くし、私たちが何に苦しんでいても関係なく夜は明ける。当たり前のことだけど不思議だよね。
病気を抱えて少しずつ私もうまく向き合って生きて行きたいなと思えた。
いろんな人に見てほしい作品。
髪切るシーン一番好きだった。