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夜明けのすべての235のレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
4.0
2024年17本目
パニック障害の男性とPMSの女性が周りの人との交流を通じて、自身の生きづらさを受け止めながら、自分の居場所を見つけていく物語。
周りの人がみんな良い人。特に栗田科学の久保田磨希さん演じるみんなのお母さんみたいな人って精神安定剤みたいな役割で、ああいう人がいるだけで会社(部署)って安定する。理解のある社長だけではなかなかあぁはならない。
渋川清彦も本当に良い。あんな風に自分のことを考えて見守ってくれている上司がいるだけで、安心して前を向ける。
現実ではなかなかあんな素敵な環境に恵まれることは稀だと思うが、生きづらさを感じながら生きる人達が少しでも生きやすい居場所を見つけられて、穏やかに生きられる世の中になればいいなと思う。
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