椛

夜明けのすべての椛のレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
1.0
【基本的にいいこと書いてないので不快な思いしたくなければ誰も読まないでください】
わたしの正直な感想です。





予告の時点で絶対観たくないと思ってたやつ、原作が瀬尾まいこさんだと知って鑑賞。やっぱ観なきゃよかった。
この映画観て「ふつうの感動」ができる人はたぶん、パニ症もなければPMSもない人で、もっと言えば鬱もADHDもASDもPHSもない人でしょう。当事者が見ると反吐が出る。
そもそも本人に向かってパニック障害か?などと聞いていいはずもない。現に山添さんも隠してた。間に差し込まれた地震のシーンも謎。あのシーンはいらなくない?ただ帰る口実のために作られたのだとしたら配慮不足。トラウマ蘇ってしんどかった。地震描写のある映画は観ないようにしていたのに。観なきゃよかったと思わされる映画は久しぶり。
ただ1点評価するとしたら藤沢さんが最初に勤めた会社で女性管理職がいたことかな。「藤沢さんらしくないね」というお決まりのパワハラワードに続いて「なんか持病あったっけ」。これに対して答えられない(答えない)のもとてもリアルだった。同じ性別でも受け入れてもらえない(だから言えない)という事実をきちんと描いてる。他はひっかかる点ばかりだったけど というか完全なリサーチ不足だけど。 小説の映像化ってこんなものなんでしょうか。ますます邦画観なくなりそう。
椛