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夜明けのすべての42のレビュー・感想・評価

夜明けのすべて(2024年製作の映画)
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やわらかい音楽。あたたかさがじんわり染み込んでいく。

変化していく。やりたいこと・できることが出現し、症状も気持ちも居場所も関係も変化していく。

人の感情がどうであっても世界は少しずつ変化し続けているということに安心する。いろんなことが怖くてたまらない私をどうやってでも受け入れてくれそうな広い広い世界を想像する。

人ってもっと複雑で実際はきっとあんなに分かり合えない。踏み込めないし、あんなふうに手を取り合えない、そう悲観する自分とそれでも誰かとあんなふうに分かり合えたらと願っている自分もいる。自然と涙が出る。穏やかな気持ち。
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