愛おしい映画だった。
PMSとパニック障害。
その背景を知らなければ、ただの「おかしい人」というレッテルを貼られ、腫れ物扱いをされるかも知れない。
電車の中で大きな独り言を言っている人。
いつもイライラして攻撃的な職場のあの人。
実は特性があるかもしれない。
夜空の星は、ただそれだけでは点でしか見えないけれど、星座として物語を担っていたり、何百年も前の光を送ってくれていることを知ると見え方が変わる。
初めは苦手だったあの人も、嫌いだった職場も、見え方が変われば居場所になる。第一印象は当てにならない。
恋愛要素とかないの良かった。
2人がずっと一緒にいるのではなく、それぞれの道に進んで、前を向くのも良かった。
監督、ケイコの人だったー!
そりゃ良いですよね...