夜明けのすべての佐藤絢音のネタバレレビュー・内容・結末

あんま面白くはなかった、強いて言うなら藤沢さんの怒るところがいやすぎて面白かった。
ケイコが好きだから期待して見たけど、真逆の物語で意外だった。

前者は強い人の話だけど、今回はよわ〜い人の話。弱くて賢くなくて意志も強くなくて生きてるだけなのに生きづらい人の話。
こんな人でいっぱいなんだろうなと思った。
ていうかこんな人が心のどこかにいる人は多い気がする。

どんだけ弱くて賢くなくて意志も薄弱で人にキレちらかす時には不快な存在であろうとも、精一杯生きている。だから存在価値があると言うのではない、そのままただ生きている。くらいついている…そこで人と仲良くなったり少しずつ賢くなったりやさしくなったりしてる。

弱さを受け入れて同じ場所に留まり続けるのは1番強いことなんじゃないかと思った。
私には無理です。もっと先に進みたい。夢中になって弱さから逃げ出したいと思ってしまいます。

細部に違和感や気になるところがあってその度になんか嫌だなと思ったりしたけど、
松村北斗という俳優がかっこよかったのでOKです。