夜明けのすべての吉田のレビュー・感想・評価

恋人でも友人でもない2人がお互いの症状について知ろうとすることで救い合いながら、少しずつ少しずつ克服しようとする姿に希望があり、同じように何かに悩み苦しんでる人にそっと隣で寄り添ってくれるような優しさのある映画だった。

『夜明けのすべて』という題名が、本当に物語にふさわしいと感じた。

また、彼らの周りの人たちにも抱えるものがあるけど、2人だけの話ではなく、みんなが助け合って生活していて、これからもその日常は変わらないんだなと思えるエンドロールが好きだった。