鑑賞後の余韻でじわじわと“好き”が高まる映画。やはり他人の痛みを知る人は人に優しくできる。劇的な演出があるわけでもないのに記憶に残るシーンの数々。この映画の登場人物は僕らの生活の延長線上にいる。松村…
>>続きを読むPMS、パニック障害という生き辛さを抱える人を題材にした「泣ける」映画かと警戒していたが観て良かった。押し付けるわけでもなく、主張するわけでもなく、淡々と登場人物に寄り添う視点が、とにかく優しい。
…
ケアについて終始一貫してわかりやすく描いている作品。松村北斗演じる山添がマッチョで個人主義的な発想を相対化して多少なりとも人を気にかけられるようになっていく様に自分を投影しやすかったこともあって個人…
>>続きを読む切り返しショットはもはやカメラを介してしか成立しない。ここではむしろ、ダイアローグを阻む諸条件の緊張に反してフレーム内に二人が収まることを契機とする、画面外の「星」を皆が眼差すショットが強調される。…
>>続きを読むピルが飲めないとかどんな地獄なの。。
初っ端からものすごい恐怖と絶望を感じた。
職場の人たちが温かくて、とても優しい作品。久しぶりにプラネタリウムに行きたくなる。
ただ、事前連絡もなく家に行く…
瀬尾まいこの原作を三宅唱が映画化した。原作はPMSの藤沢美紗(上白石萌音)とパニック障害の山添孝俊(松村北斗)が、交互の視点から日常の「かけがえのなさ」を劇的な場面もなく淡々と描いている。映像化は難…
>>続きを読む©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会