KOTAYOSHIDA

死霊館のシスター 呪いの秘密のKOTAYOSHIDAのレビュー・感想・評価

4.0
基本的に『死霊館』ユニバースは荒唐無稽バカデカ規模ホラーとして楽しんでいるので、『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』の監督、マイケル・チャベスが監督した本作は『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』と同じく、相手は悪魔とはとはいえ、こんな規模がデカい災害みたいな事態が起こるのか?_と疑問に思うレベルの程荒唐無稽な大規模大災害みたいな事態になっていて良かった。ヴァチクソもそうでしたが、こういう景気の良いホラー映画が映画館で観れるのはとても良いことですね。

本作、『死霊館』シリーズのプリクエルである『死霊館のシスター』の2作目なわけで、『死霊館』シリーズ最大の敵であるヴァラク誕生の物語なわけですが、本作がユニバースの中で一番大規模な災害級の事態が起こっているというか。ヴァラク、ここまで超次元的なことがホイホイできるのなら『死霊館』の方で何であんな地味な嫌がらせみたいなことしてたん?と思う程の暴れっぷりで、何でしたっけ完全に力を取り戻せていないみたいな設定ありましたっけ?完全に忘れているので1作目から観直そうと思います。

クライマックスとかね、もう凄いですよ。完全にモンスターパニック。ヤバいモンスターがワラワラ出てくるし、子供たちはギャーギャー叫ぶし、てんやわんや。こんなにてんやわんやになることあるんだ。結構ね、楽しくなってきます。本当にてんやわんやなので。

ヴァラクも大暴れ。やりたい放題。もうね無差別殺人鬼ですよあんなん。人を殺めるのが突然すぎる。え?全然関係なかった人を突然謎のパワーで殺してる?みたいな放題加減。完全にブギーマンですよあんな所業は。ホラー映画界の有名なモンスターとか悪魔を集めて、天下一武闘会映画作りません?もしくはヴァラクを止めるためにブギーマンを利用するみたいな、モンスターにはモンスターをぶつけんだよ!みたいな。そういうバカ映画作りません?

二回目になりますし、ヴァチクソの時も書きましたが、こういう景気の良い派手な演出が盛り盛りのホラー映画が映画館で観れることって中々無いので是非映画館で観ましょう。
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