小原ブラス

死霊館のシスター 呪いの秘密の小原ブラスのレビュー・感想・評価

3.8
観終わった直後は、「驚かしてばかりで中身薄くない?」と思っていたが、時間が経つと思い出されるシーンが多くて「あれ?思ってたより面白かったかも」となるタイプのホラー。

くるぞ、くるぞ、キター!くるって分かってたのにやっぱビックリしたー!がずーっと続く。

【お気に入りシーン】

・ひたすら捲られる本棚の雑誌。

・壁から飛び出す校長のババア。

・階段上に潜むいかれる羊の悪魔。

・タバコが美味しい不良修道女。


【映画にまつわるボヤキ】

それにしても大陸国の幽霊は怖くない。ゴーストバスターズとかキャスパーとか映画でもポップに描かれることが多いんだよね。その代わりに怖い担当でいるのが今作でも扱われる「悪魔」。日本は悪魔はいないが幽霊が怖い。

これって霊能力者いわく実際の世界でもそうらしく、欧米の霊能力者は日本に行くのを嫌がる。怖いから。一説によると霊は海を越えることが出来ないから、日本に限らず島国の霊は霊界独自の文化が出来て怖い傾向にあるらしい。
小原ブラス

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