たまとし

死霊館のシスター 呪いの秘密のたまとしのネタバレレビュー・内容・結末

4.4

このレビューはネタバレを含みます

死霊館ユニバースの中ではシスター編が1番好きでかなり期待してたけど、その期待を超えてきた。1作目の「死霊館」の冒頭で結末は分かってるけど、逆にどうやってその結末になるのかが気になってストーリーが進むにつれて段々緊張感が高まって最高だった。

序盤はラスボスの正体も姿も既にバレてるからしょうがないとはいえジャンプスケアばっかりで少し残念だったけど、後半はジリジリと観客を攻めていくようなやり方で鳥肌が止まらなかった。雑誌がパラパラめくれていく演出めっちゃ良い。モーリスの現れ方も動き方もたまらない。後半のソフィーとの一騎打ちのシーンとかめっちゃ良かった。

ラスボスのヴァラクに加えて、ヴァラクに操られるモーリスと学校のヤギの悪魔が参戦してきて戦い方の幅が広がってきて面白かった。

伏線も結構分かりやすくてちゃんと回収するし、全然信心深くない子達はしっかりお仕置されるしでスッキリした気分で見終えられる。何もしてない校長がやられるのはちょっと胸糞だったけど。息子さん使うのはずるい。

ラストシーンはちょっと寂しかったな。もうモーリスには新しい居場所があって、シスター・アイリーンとは別々の人生を歩もうとしている感じがした。まぁ、また対決することにはなるんだろうけど。

ポスクレの使い方がMCUっぽい。ユニバース意識がどんどん高まってるな。