クリーム

死霊館のシスター 呪いの秘密のクリームのレビュー・感想・評価

3.8
今更ですが、このシリーズも含め※「死霊館ユニバース」と言うのですね。知らなかった💦
これは、1より面白かった。しっかり続編です。怖さは控え目だけど、ストーリーが面白く、アイリーンの力が前作より少しパワーアップし、ヴァラクと戦えるのが◎。終盤で繋がるアイリーンの血筋も納得でした。
※死霊館、アナベル、ラ·ヨローナ、死霊館シスター全9作品

1956年、フランス·タラスコンの教会。ノワレ神父を手伝うジャックは、祭壇で、神父が宙に浮かび全身炎に包まれるのを目撃した。その頃、前作で、悪魔のシスター·ヴァラクを封印した、アイリーンはイタリアの修道院で過ごしており、共に戦った、青年フレンチーことモーリスは、フランスの寄宿学校で働いていて、教師ケイトとその娘ソフィーと親交を深めていました。



ネタバレ↓



ある日、モーリスの中にいるヴァラクによって子供が殺された。アイリーンは、夢でモーリスのSOSを知っていた。彼女は修道院のデボラを連れ、バチカンの依頼を受け調査に向かいます。
ノワレ神父事件の目撃者ジャックを夜の街で見かけ、後を追うと壁一面に雑誌が飾られている場所で、ページが勝手にめくれ、ヴァラクの姿になった。彼女は襲われ気絶し、幻影を見ます。それは、遥か昔に何者かが女性の目をくり抜く儀式を行っている様子でした。
アイリーンは、ヴァラクがモーリスに取り憑き、彼を殺さない理由を探ります。
ヴァラクの正体は堕天使で、狙いは火炙りにされても死ななかった殉教者·聖ルチアの目という遺物だった。
ヴァラクはそれを手に入れ、力を取り戻そうとしていました。
遺物を先に見つけたアイリーン達にモーリスの容姿のヴァラクが襲いかかります。遺物を持って逃げたのはソフィー。ソフィーから遺物を受け取ったアイリーンですが、ヴァラクに奪われ焼かれそうになりますが、アイリーンは燃えません。彼女は自分が聖ルチアの子孫だと悟ります。自分に力がある事を理解した彼女はデボラと共に祈りを捧げ、地下室のワインを爆発させると、ワインは、キリストの血へと変化し、それに包まれたヴァラクは炎に包まれ地獄へ。モーリスは元通り。
やがて時は流れ、心霊研究家のエドとロレインのウォーレン夫妻はゴードン神父から電話を受け、ヴァラクの祟りについて説明を受けるシーンで終わります。
死霊館ユニバース第3作『死霊館 エンフィールド事件』へと繋がっていたのでした。

大量のワインが血に変わり攻撃って、無理矢理過ぎだし、突っ込み所満載だけど、アイリーンの素性が解った事やヴァラクの姿が結構良く出来てたので、楽しめました。弱々しかったアイリーンが強い力を手に入れ、悪魔と戦うシスターになれたのも面白みが出て来たと思う。
そして、エンドロールでロレインと繋がるのも面白かったです。
最近の悪魔祓い系は、怖くないけどストーリーが良く出来てて面白いと思う。

そうだ!最恐の山羊は、良かった!勢いが特に良い!
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