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AIR/エアのマのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
4.2
もう終わらせてくれ が やってやろう に
ありえないくらい80sであることをアピールしてくるからコンビニの商品物撮りシーンが出てきた時点で笑っちゃった。
ベン・アフレックの「何かを成し遂げる」ことに対する情熱は凄い。
何もしてなくても存在感のあるヴィオラデイビスがめちゃくちゃ強くて最高、アスリートの親の視点はKing Richardにも通じる強烈さがある。

80sのヒット曲をバンバン流して集中力を保たせるのも良いけど、中でもBorn in the U.S.A.を通し80sの影を見せたのは偉いと思う。アメリカの80s賛美は常に危険性を伴ってる。(そこを恥ずかしげもなくやっちゃったのが去年大ヒットしたあの映画だけど...)

クリスタッカーを典型的かつステレオタイプな黒人のコメディリリーフに落とし込まないで、シリアスな部分も持つキャラクターとして描くバランス
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