カツセマサヒコ

AIR/エアのカツセマサヒコのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
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試写で見ましたが自分で見たら4.2くらいつけると思う!めっちゃテンションあがった!し、気楽に薦められる!

いや新年度はじまったこの時期に公開というのがとてもよい。最高のお仕事映画です。最強の行動力とプレゼンで上司の意見を覆せ!ジャイアントキリングだ!どこまでも突き抜けろ!って感じ。日本版でやるなら絶対に池井戸潤が絡んでる。

あのNIKEがバスケシューズにおいて弱小だった時期からどうやって今の地位を築いたか、って話なんですけどね、いや、激アツですよ。当時のポップカルチャーの拾い方がよくわからんでもぜんぜん楽しめちゃう。

ただ、マッドデイモンがめちゃくちゃ活躍する一方で、マイケルジョーダンを獲得できたときに会社全体がめっちゃ喜ぶみたいなシーンがあるけど、そんな喜ぶなら最初からもっと会社全体のプロジェクトです!って空気作っていってほしいよな。。とかは思った。おめーら何もしなかったのになに喜んでんだよ…って冷めてしまった。

ラストのメッセージも、親を愛せよ的な意味なら共感しきれなくて、ジョーダンは家庭環境に恵まれたけど、そうじゃない人にはあのメッセージは呪いにしかならん。そういう意味ではジャッジややむずい作品だとは思う。