そもそもベン・アフレック監督作好き、かつマット・デイモン好きで、その親友コンビの作品ということで迷わず劇場鑑賞。
内容はバスケ界を超えて、スポーツ界を代表するスーパースターのマイケル・ジョーダンをさらに伝説的な存在にならしめたスニーカー、AIRジョーダンの誕生秘話。
ちょうど私が高校生の頃にNBAブームが起きて、タイムリーでマイケル・ジョーダンのプレーを観ていました。キャリア終盤の40歳近くになっても、毎試合当たり前のように40点、50点決めるのは圧巻の一言でした。
さておき、これは懐古厨のオジサンだけでなく、十分楽しめる作品です！
当時のバスケットボールシューズはコンバースとアディダスにほぼ独占されていて、それをナイキが如何にして世紀の大逆転劇となったのかを物語る、ビジネスサクセスストーリーとしても秀逸です。その後、コンバースはナイキに買収されていたのは、初めて知りました。
人間ドラマとしても興味深く、特にナイキのバスケ部門を任されたソニー(名前がややこしい…)役のマット・デイモンとマイケル・ジョーダンの母親との契約を巡る駆け引きのシーンは印象的で、繰り返し観たいと思わせます。
最後に懐古厨ネタですが、作品を通じて80年代音楽が切れ目なく流れ、MTV世代にとっては懐かし過ぎてニヤニヤしてしまいます。そして、交渉決裂か？のシーンで流れる「Time after time」でやっぱりグッと来てしまいました…
