ウルフガー

AIR/エアのウルフガーのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
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アマゾンプライムにて視聴。面白かった、んだと思う。ちょっとサクサク観れすぎて、会話とか楽しんで見ているうちにあっという間に終わってしまった。バスケには興味なく知識もないのにやはりマット・デイモンの力の抜けた演技が良いのでもっと観たくなってしまう。会社ものだけど人物に生活感があって良い。

80年代の音楽もたくさんかかるけどマイク&ザ・メカニクスとかアラン・パーソンズ・プロジェクトとかそれチョイスするかというのがいろいろあって嬉しくなった。もうちょい盛り上がりが欲しかったというか、プレゼンの時のマットのスピーチが一番の見せ場なんだろうけどここはあんまりピンと来なかったんだよな。まあでも楽しんだか。

役者たちの掛け合いが良くておそらくだけどアフレック監督はこのシーンはこうしようとか決めずにかなり役者に自由にやらせていたんじゃないだろうか。ギャグとかじゃなくて絶妙なリアクションでかなり笑えるようになっている。

実話だから観ている我々はマイケル・ジョーダンに社運をかけるのは正解だよと思えるけど、当時この決断を下した人たち(特に主人公)からは、ちょっとした狂気すら感じる。多分主人公は成功のビジョンを見てしまったんだろうなあ。そこに確信があるから周りの者やジョーダン本人を説得できた。
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