トランスマスター

AIR/エアのトランスマスターのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
3.5
♯54 サモトラケのニケ

舞台は1984年米国
バスケットボールシューズのシェア
converse54%
adidas29%
NIKE17%
NIKE=ジョギングシューズという時代が舞台。

主人公は、バスケット部門
スカウトのソニー・ヴァカロ。
バスケ部門の予算は僅か25万$
これを3人の平凡なプレイヤーに分散投資している状況だった。

しかしソニーは、自らの進退をかけて
スーパースター 
マイケル・ジョーダン獲得のために
世界を変える最高の一足
エア・ジョーダン1stを創るのだった。

◆良い点/注目ポイント
・監督ベン・アフレック
主演マット・デイモンの
マブダチ共演がアツい。
・当時NBAのシューズの規則
51%以上は白
違反したら1試合につき罰金500$
これを打ち破る反体制な
スニーカーデザイナー
ピーター・ムーアの完璧なシューズを追い求めるこだわりはまさに匠です。
・NIKEのもう一つの社名の候補は、
【ディメンション6】
トレードマークのスウォッシュは35$で外注によりデザインされたもの。
・NIKEは2003年にコンバースを買収した。

◆改善点
・無し

◆総括
・『テトリス』の誕生秘話よりも
ドラマ要素は少なかったのですが、人に語れるウンチク満載でした。

私はエア・ジョーダン1st
シカゴブルズカラー
を10年以上愛用して履き潰しました。
水溜りを踏むと靴下まで浸水してくるので、捨ててしまいましたが、今でも最高のスニーカーだと思います。

-2023年54本目-