エアジョーダン誕生の秘話、ということですが、冷静に観るとそこまで秘話らしい秘話でもなかった気がします。
メジャーのジャッキーロビンソンを題材にした「42」は、メジャー初の黒人をプロデュースするという苦悩や偉業感がおもしろかったですが、今作は、マイケルジョーダンはどの企業からも注目されていて、その中で、当時はまだ規模の小さかったナイキが、エアジョーダンという独自のシューズを作ることで彼と契約できた、というだけの話で、無名選手を起用して大成功したわけではないので、史実として弱いよなあと感じました。
言葉は悪いですが、豪華俳優陣を使った再現VTR、といった感じで、特別おもしろいと思うシーンはありませんでした。
余談ですが、
最近、自分のレビューが作品に対して批判的すぎで、書いてて辛くなります。なぜこんなに「粗探し」をしてしまうのでしょう。もっと純粋に映画を楽しめないものかね? と自己嫌悪ばかりしています。