ひろ

AIR/エアのひろのレビュー・感想・評価

AIR/エア(2023年製作の映画)
4.8
今年見た映画の中で1番よかった。

1984年負け犬と呼ばれたNIKEバスケットボールシューズチームの信念と勝利の物語。

テーマは「信じる心」

マッドデイモン演じる主人公ソニーが自分の人生を賭け、マイケルジョーダンと契約すると言う賭けに出る。

まだジョーダン家と話もできていない時、同僚のハワードから言われた言葉
「誰がどう思おうが、そんなの関係ない、大事なのは自分を信じることだ。僕は君を信じてる」

周りの全員が否定をし、自分が自分を信じれなくなるかもしれない、どうなるかもわからない不安の中、自分を信じてくれたハワードの言葉にソニーはどんだけ救われたか。

上司のロブもCEOのフィルもソニーを徐々に信じ、一緒に行動してくれた。
ロブは娘との生活を、フィルは役員会の重圧を背負っていた。
それでも信じ、一緒に行動してくれた。

「思いっきり赤を足そう!罰金なら払えばいい」
「よし、レベニューシェアをやるぞ。君が見込んだ選手なら最高のチャンスだ」
「君は1人じゃない。」
「きっとうまくいくよ」

それぞれが不安を感じ、それでも自分を仲間を信じ、一つの信念を実現するために行動した。

そして1番その力が強かったのが、マイケルの母、デロリスジョーダンだと思う。
息子のマイケルジョーダンの素質と力、これからの成功を誰よりも信じ続けた。

信じ抜く力が活路を見出すって事を改めて学んだ。
今の自分にとても合ってる作品でした!

ありがとう!
ひろ

ひろ