chocoberry

AIR/エアのchocoberryのネタバレレビュー・内容・結末

AIR/エア(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

ナイキの再起の話。
当時のナイキはジョギングジュースが売れていて、バスケ部門はいまいち。
スカウトの主人公ソニー・ヴァッカロは、いろいろ策を考える。

ナイキはどの選手と契約するか会議を重ねていた。いろんな選手がいるなか、ソニーはマイケル・ジョーダンの試合映像と、テニス選手のラケットを紹介するCMをみて、マイケルの靴を作ることを考えた。

ナイキは3人の選手と契約することを考えていたが、ソニーはマイケルだけに全額25万ドルを支払うことを提案する。これは、ラスベガスで全額をかけるシーンからも博打家であるとこがわかる。

周りは反対するが、話を進めるソニー。靴のデザイン担当者に掛け合い、マイケル用の赤い靴を提案する。当時は試合は白い靴と決められていたが、罰金を払えばいいと考える。名前はエアー・ジョーダン。

当時はadidas、コンバースがバスケ部門で優位だった。マイケルはadidasと契約するだろうと言われていた。仲介に入ってもらえなかったことから、ソニーは直接マイケル家に会いに行く。

母、デロリスと庭で話をする。ソニーは各会社の会談を予想。その通りだったらナイキとも話をしてほしいと持ちかける。

ナイキの話を聞くことにしたマイケル。ソニーの演説が素晴らしかった。辛いこともあるだろう、で、父射殺のニュース映像が流れる。未来の予測。そんなときでも支えると。

母がすごい。靴が売れるごとに一部をマイケルに欲しい。選手は靴、毎年いくら入ってくるかわからない。レベニューシェア。

難しいと考えたソニーは、フィル、ナイキの創立者に報告する。残念だ。
それ、やるぞ。役員会はまかせろ。契約を進めろとフィル。

ソニーは初めニッキーだと思った。ディメンション・シックス。4文字がいいと思った。

初年度は1億6000万売り上げた。今は、年間40億ドル。
あのジョーダンがシュートするロゴも、ナイキ担当者が考えたもの。なんて素晴らしいのだろう。

今のジョーダンの資産は年4億ドル。デロリスは慈善事業に寄付しているとのこと。
エアー・ジョーダンができるまでにはこんなストーリーがあったのか。経営の決断力は大変なことだと学んだ。
chocoberry

chocoberry